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【対談】㈱スマテン × 青木防災㈱【消防用設備点検】

消防用設備点検報告率を100%にしたい思いが一致
消防用設備点検報告率を100%にしたい思いが一致‥!

新型コロナウイルスが蔓延する非常事態の中、今でも消防法で規定された消防用設備点検が行われていることについてTwitter上でも疑問視する声が散見されます。📲(;´Д`)💦

 

今後の消防設備業界を担う立場である、株式会社スマテン都築CEO及び事業開発室の新田さん管理人が対談しました。💭

 

当ブログをご覧頂ければ “消防点検” について、以下の様な事が分かります。🌐

  • ☑ 現在、どの様な「状態・解釈」となっているか。
  • ☑ 今後、どの様に「変化・発展」していくか。

業界関係者も、そうでない皆様も一度ご覧下さいませ。🔍👀✨

⓪対談者の紹介


都築CEO
都築CEO

愛知県碧南市出身。大学在学中にアジア諸国をバックパッカーで旅する。

 

大学在学中(当時19歳)に東北大震災の復興支援のボランティアに携わる。

 

名古屋で飲食店を開業し、約5年間の経営を経験。持続的なビジネスに注目し、太陽光事業に参入し自然エネルギー普及に務める。その後、防災業界に関心を持ち有限会社名古屋消防点検を設立。

 

消防設備業界におけるアナログな部分をITでアップデートすべく株式会社スマテンを設立。

都築CEOのTwitter


新田事業開発室長
事業開発室・新田さん

宮城県仙台市出身。日本の大学入学後に交換留学制度を利用してタイへ行き、現地で学ぶ欧米人留学生と共に英語を修得。

 

タイで参加した企業インターンシップにて、株式会社スマテンの都築CEOの取り組み及び人物像について紹介を受け、入社を決める。

 

その後、同社の事業開発室にてエンジニアとの協議や顧客との商談などのプロジェクトマネジメントを担当する。

ベガルタ仙台とトータルテンボスが大好き。

新田さんのTwitter


青木営業部長
青木営業部長

三重県鈴鹿市出身。鈴鹿工業高等工業専門学校 材料工学科卒業後、静岡大学工学部物質工学科に3年次編入学。その後、静岡大学大学院工学研究科物質工学専攻を修了。

 

就職活動をして大手企業に入社するも直ぐに転職し、青木防災㈱に入社。

 

入社三年以内で実務に必要な消防設備士全類や第二種電気工事士、AI・DD総合種(工事担任者)第三種電気主任技術者の免状を駆け足で取得した経験より “学習塾” ページを作成。

 

現在は消防設備士として実務に携わる傍ら、月刊誌 “電気と工事(オーム社)” のコラム執筆や、自社ホームページのブログ執筆、Twitter企業アカウントの運営などを手掛ける。

兵庫県立神戸高等技術専門学院にて、消防設備士資格試験対策の外部講師として指導予定。🆕


①スマテンさんの強み


㈱スマテンさんの強み
㈱スマテンさんの強みを解読‥!

参考:㈱スマテン

㈱スマテンさんのホームページにも、以下の様な “強み” が記載されています。💻✨

  • Web上で簡単に物件ごとの消防点検状況が確認可能。

加えて、管理人は対談させて頂きまして、以下の様な部分が㈱スマテンさんの強みであると思いました。🏆

  • 全国展開している様な企業・建物オーナーさんにとって、個別で消防点検業者を頼まずに一律で物件管理できる。
  • 自社で点検業者の質を判別する事で、より有意義な消防点検を実施することができる。

上記の強みが、㈱スマテンさんが選ばれる理由になるかと。🌐


【🔍対談ピックアップ】

管理人:無駄に流れてたお金を無くして、本来儲かっているべきお金をもらう最適化をしないと‥。

 

新田さん:点検の質って、今まで分からなかったので、それを評価するチェック機能もスマテンは果たすかもしれません。有資格者のみですし。あと、前回の点検とは違う人が行って、その後の評価するとか。

 

管理人:消防点検って、オーナーさんがやったかやってないかを判断できないんで‥それ必要なんですよね。

 

新田さん:たまーに、済証貼ってるだけって。お笑いかよって。

 

管理人:それ、結構聞きますよ。弊社の転職組にも前の職場がそれだったとかいます。

 

新田さん:この業界入って、驚きましたね。

 

管理人:これ、どないしますか。何とかしないとなーって思ってて。僕ら業者からすると仕事とれへんし。

 

新田さん:価格が無駄に下がっちゃいますからね。営業とかで、安すぎる時はお客さんに言いますよ。普通に値段高くて、点検がいい加減ってとこもあります。ちゃんとした業者と繋げて建物の価値を担保するってところもプラットフォームアプリで管理できればと思っています。そこがいい加減だと、信頼できる数字にならないので。

 

新田さん:スマテンだと、消防点検だけでなく他の点検全体のデータを集めて管理することで建物の状態を把握して、オーナーさんのメリットになる状態を目指してます。長期的なメリットを出す、そのベネフィットを考えると変な業者ってなくせるかなと。

 

管理人:今まで無かったやり方ですね。

 

新田さん:日本ってホームインスペクション盛んじゃないですけど、消防点検やEV点検・特定建築物定期調査とかの仕組みを利用して不動産価値を証明できるようになればと思っています。

 

管理人:不動産価値を導けて、継続できるっていう。それが点検報告率100%に繋がってくるのか‥。仕組みで解決ってわけですね。

 

新田さん:建物オーナーがちゃんとしてるかっていう評価もできるかと。将来的には、銀行の与信とかにもつなげられるかも‥。

②消防法と点検報告率


消防法で規定される点検・報告の課題
消防法で規定される点検・報告の課題とは‥。

消防用設備点検報告率を100%に近づける」のが、㈱スマテンさん弊社で共通して目指す所になっています。🏁

 

以下の様な事が、㈱スマテンさんが得意な部分になります。

  • 小規模物件でもプラットホーム上でセットにして業者に委託する事で、利益の出やすい案件にする。
  • 建物管理会社の立場として、オーナー様の意向を吸い上げてサービスに反映させる。

また弊社は、消防点検の根幹である実務、及びそれに携わる上で触れられる一次情報に基づき変化、それらを継続的に発信してサービスの価値を徐々に高めるといった部分を得意としています。💡


【🔍対談ピックアップ】

管理人:有資格者による点検が必要ない小規模な建物でも、現時点で業者による消防用設備点検・報告がされています。

 

都築CEO:消防法って、そもそも大きい建物をメインに規制する法律だったと思うんですけど、それが小規模建物にも適用され過ぎている感じはあります。

 

管理人:延べ面積1,000㎡未満報告率が40%程度なのに対して、延べ面積1,000㎡以上報告率が70%を超えているのって、単純に「商売としてオイシイから」ってのも関係あると思ってます。

 

都築CEO:例えば、人数規模で何百人ってビル管理会社さんと話をしたときに『何か消防点検について、お困りの事とか改善したい事って御座いませんか?』って聞くと、『ぶっちゃけ儲かってるんで、困ってない。』って仰るんですよ。

 

管理人:弊社も創業50年以上の老舗ですが、恥ずかしながら点検・報告に関する社内オペレーションに依然として課題があるので一つずつ解決していっている所存です。これらについても、今までは『変えなくても、食っていけちゃってたから。』ってのが問題が改善されずに残ってしまっている大きな理由の一つだと思っています。

 

都築CEO:オーナーさんが無知ゆえに、防災屋が強気にいってた部分もあると思っています。点検率上がんないのも、防災屋の殿様商売感もあるんじゃないかな‥。今後は、お客さんに寄り添える業者に益々ニーズがあるかと。

例えば、ブランディング。オーナーさんの捉え方を変えていくべきで、モノを売るだけの店舗は少なくなっていく。

アパレルであれば、店にいったら楽しいとか。感性に寄りそうサービスができるように工夫していかなきゃならない。

 

管理人:その工夫は防災屋がやるんすよね‥。

 

都築CEO:確かに、時代の変化に合わせられる会社は少ないのかなと。

 

管理人:魅力的な業界にするには、儲かる方が良くて。多重下請けでも食えてるから工夫する心が芽生えにくい。

業界に良い人が来たら、工夫するという態度が起こるかと。自分たちみたいののが、率先してやって引っ張っていくしかないのかなと。

 

新田さん:消防業者側だけじゃ無くて、建物管理会社側で言うと、新しい建物買った時に業者が不満だったり、管理の仕方が分からないとかのぶぶんは変革のポイントかなと。そこにリテラシーの高い消防設備士とかスマテンが入っていけばいいかなって。

③オーナー様のベネフィット(利益)


消防点検 オーナー 価値
オーナー様に価値を感じてもらう重要性‥!

対談中、都築CEOが繰り返し “オーナーベネフィット” という言葉を用いられているのが印象的でした。💡

 

消防設備士として業務に携わる上で、時に「業務の為の業務」みたいな感じで、本来の目的を見失ったような無意味な行為をするといった事がありました。🧩(;´Д`)❕

 

管理人としては、例えば消防法を遵守できない様なサービスをして欲しい等「オーナー様の意向に従い過ぎて、本来の意味を成さないケース」以外は、顧客目線を心がけるべきだと思っています。🎯

 

法に基づく “人助け” と企業の “商売” が共存する消防点検について、その落とし所ってのを作るのも我々の課題になります。🧠💦


【🔍対談ピックアップ】

都築CEO:名古屋消防点検って会社もやっていて、消防設備士何人かいるんですけど、オーナーさんに刺さってないサービスをしている職人さんもいます。

 

都築CEO:今まで、お客さんとの窓口になる人が少なかったけど、オーナーさんがお金払うんだから、オーナーさんが喜ぶこと、ベネフィットを作らなきゃなと。

例えば、まだ実装してないですけど「消防点検してるのアピールして、不動産価値向上につなげる」とか。入居率上がればペイできる。

 

管理人:入居率とか、どれくらい上がるか分からないので、それ気になりますね。

西成でも「消防点検してます!」みたいなアピールしてるとこあるんですけど、それが響く人もいるかもしれない。

 

都築CEO:自分が引っ越しする時に同じ1LDK10万で、同じ条件であれば消防点検してる方を選ぶかな。

『やってみる価値ありますよね』って言う触れ込みで持っていける。時代的にもBCPとか重視されているので、その辺も絡めるかと。

 

管理人:まさに今とかですね。あと、オーナーさんのベネフィットといえばアメリカだと設備つけてたら火災保険料金安くなるとかありますよね。点検してたら火災保険の料金安くなるとか、あまり聞いたことないんですよね。

 

都築CEO:先日、保険屋さんと話してて、今実際点検してるとことしてないとこで、降りる金額は違うらしいんですね。

今、それをどう言う風に算定してるかを聞いているところです。

報告書なのか、なんなのか。確認中ですが、提案の際の一つの要素にはなるかなと。

 

管理人:続きが楽しみです!ブログのネタになる‥

④メンテの現状と今後


「変化を率いる者」が語る消防点検
「変化を率いる者」が語る消防点検は‥⁉

結局、対談した時に三者間で共通の意見が以下の通りでした。📝

  • 変化させるには時間をかけ、地道に積み重ねるべき。

あのP.F.ドラッカー氏が『変化はコントロールできない。できる事は、その先頭に立つことだけである。』と仰っていました。📖

 

管理人的には、第2次産業に該当する “工事” と第3次産業に該当する “点検” ってのが、プラットフォーム化によって全国的に価値が平準化されていくだろうと思ってます、今は。💡

 

その中間となる第2.5次産業の “改修” において、属人・属社化が残るので価値を出しやすいのでは‥と見ています。🌐(´∀`*)ウフフ♪


【🔍対談ピックアップ】

管理人:例えば変電とかって、無線で状態を発信する聞きつければ1ヶ月点検を3ヶ月にできるみたいなのあるんです。中国でも、機器で点検してるとか。

 

新田さん:部屋内の感知器点検とか、技術的には無線でできるはずですが。大手とか利権が絡んでたりするので進みにくいかなと。あと、リトマス試験紙みたいなイメージで使い切りで煙とかに反応するものとか作れそうだけど、規格があるのでロビー活動とかいるし、開発に体力あるとこじゃないといけないので、大手‥ってなるとあんまり進まないのかなと。

 

管理人:ホーチキ製のエアシリーズってのありますね。値段が普通のものの5倍くらいするので普及しにくいんです。あと、技術的にってところで言うと、消防設備士のあぶり試験ってのも、自動試験機能が小さい受信機にもついているので省けはします。ただ、交換に費用がかかるので普及しにくいです。値段ですね。

それこそ、ベネフィットないとお金かけない。業者が安くなるってのを提示して、コミットして回収しないと。

 

新田さん:物があって規格があるので、入りやすい分野ではないかなと。

例えば今ある「消火器にQRコードつける」とかって、ユーザーに対してそこまでメリットないかなと‥。

 

管理人:業者が得するかもしれませんね…。

 

都築CEO:IoTは難しいかなと。中長期的に見て、ファンドとかから資金を引っ張ってこないといけないかなと。

イニシャルは高いけど10年でペイできます‥とか。資金元をオーナーさんじゃ無くしないとキツそう。

 

管理人:そう言うの得意そうなのが我々の業者側にはいないかなと。

 

都築CEO:ただ、車のテスラみたいに乗ってる人もUX的にいいかもしれないけど、消防設備は‥。

 

管理人:オーナーさんからしたら、些細なことですもんね。笑

 

管理人:Twitterで、コロナの影響で入室拒否が増えるツイートが見られます。

半年に一回入ってくる人も、お金払えば無くせるので「推しどき」かなと。

⑤おまけ


「たくのむ」の画面キャプチャ
「たくのむ」の画面キャプチャ‥。🍺

『今後の消防設備業界を担う若手で、何かコミュニティみたいなのを作りましょう!』って話を、以前アークリード㈱さんの主催のシンポジウムでご縁を頂いた同志より提案が‥!🧠(´∀`*)ウフフ♪

 

『お互いに “利害関係の無いエリア” で商売を営むメンバーを全国各地から代表1名ずつ集めましょ ♪』ってワケで、㈱スマテンの新田さんと管理人を含む他の素敵な二名で第一回オンライン飲み会が開催されました。🍻✨

 

現在、新潟(東北)・東京(関東)・大阪(近畿)・福岡(九州)というメンツになっていますので、ここで “コッソリ” と特に北海道・中国四国及び沖縄の同志を募集させて頂きます。⛳🙄笑

info@aokibosai.comまで


【🔍対談ピックアップ】

新田さん:ちなみに、青木さんが入る前から、あのブログはあったんですか?

 

管理人:いや、僕が入って2年目くらいの時に作りました。

会社が自由なので、空いてる時間にサボってもいいですし、何してもいいんで、取り組んでハマったって感じです。

 

新田さん:あれ、結構ビュー数多そうですよね?

 

管理人:今、月間20万PV位です!長期休みとかだとちょっと落ちます。

 

新田さん:20万!?凄いですね。それ、どっかにバイアウトできますよ。笑

 

管理人:そういうの、もっと仰ってくれましたら、もうちょっと会社に評価されるのですが‥。笑

 

新田さん:笑。モリタ宮田とかのバナーも貼ってるんですね。

 

管理人:代理店なので、一応貼ってます!ブログが上位表示できていて、そこから仕事をいただけることもあります。

ブログを書いてTwitterで拡散すると見てもらいやすいので、今回スマテンさんと対談したのを記事にすれば拡散できるのでスマテンさんにも利益があるかなあと‥。

 

新田さん:わ!有難い‥。東京の業者さんでも、青木防災さんのこと全員知ってますよ。

 

管理人:猫効果でTwitterフォロワーさんも27000人いまして‥。後、さっき都築さんが言ってたような、価値づけみたいなところで、最近は猫のクリアファイルとかを使って書類送ったりしてます。笑

 

新田さん:すげー。

 

管理人:多くの人は消防・防災よりも猫なのかなあと‥。笑

 

新田さん:今日の夜はどんな感じで?

 

管理人:前にアークリードさんのシンポジウム行った時に、新潟から来てくださった方がいたんですが、その方と、九州の寿防災工業の方です。

 

新田さん:安永さんですか?

 

管理人:そうです!よくご存じで!

 

新田さん:僕、こんな感じで話したことあります。

 

管理人:顔見知りでしたか。後、たくのむってツール使います。今、ズーム飲みみたいなの流行ってますが、そんな感じで。

ほんなら今日の19時にお願いします!

 

ーーー

その後、完全に酒に飲まれてしまい、読めないメモを大量に書いた挙句、気が付けば自宅で寝ており二日酔いの状態で発見されたとの事‥。次からは、お酒無しで語る!!(断固たる決意)🚫

◎ まとめ


  • 今後の消防設備業界を担っていく立場である株式会社スマテン都築CEO及び新田さんと管理人が対談、消防点検について「 現在、どの様な「状態・解釈」となっているか。」及び「今後、どの様に「変化・発展」していくか。」について意見交換。✅
  • ㈱スマテンさんの強みは「Web上で簡単に物件ごとの消防点検状況が確認可能。」というプラットフォーム上の物件管理に加えて、「全国展開している様な企業・建物オーナーさんにとって、個別で消防点検業者を頼まずに一律で物件管理できる。」ことや「自社で点検業者の質を判別する事で、より有意義な消防点検を実施することができる。」等があった。
  • 消防設備点検報告率を100%に近づける為に、㈱スマテンさんの得意な「小規模物件でもプラットホーム上でセットにして業者に委託する事で、利益の出やすい案件にする。」や「建物管理会社の立場として、オーナー様の意向を吸い上げてサービスに反映させる。」が今後ますます重要になり、弊社は、消防点検の根幹である実務、及びそれに携わる上で触れられる一次情報に基づき変化、それらを継続的に発信してサービスの価値を徐々に高めるといった特技で貢献していく。✅

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コメント: 2
  • #1

    いつか青木防災㈱で消火器を購入したい者 (火曜日, 07 4月 2020 17:37)

    管理人さんが意外とイケメンでした�

  • #2

    管理人 (水曜日, 08 4月 2020 09:09)

    >いつか青木防災㈱で消火器を購入したい者 様

    コメント有難う御座います!!_(._.)_✨

    意外と‥(笑)大変恐縮です、有難う御座います!!

    消火器、お値引させて頂きます!!�笑