
入浴時に “音楽” や “オーディオブック” を聴くのが、管理人の日課です。
今回、“ちきりん(敬称略)”の “自分のアタマで考えよう!” という本のオーディオを聴いていました。
そして、目の前に歯磨き粉の “デンター” がありました。
このデンターは最近使い始めたものなのですが、不思議に思うことがありました。
それは、デンターで歯を磨くと仕上がりがとても良いにもかかわらず、デンターが他の歯磨き粉と比べて安いことです。
これは何故か?ちょうどいい機会だと思い、考えてみることにしました。……
“自分のアタマで考えよう!”

私は “ちきりん” の本が好きで、他の本は書籍やkindleで読みました。
この本はちきりんが今もなお人気ブロガー・売れっ子作家として活躍している理由が分かる1冊だと思います。
(ちきりんのTwitter→https://twitter.com/insidechikirin?lang=ja)
ちきりんの言葉を借りると、“知識は過去、思考は未来” という一文が彼女のルーツで、思考能力が高いから世間から必要とされていると感じます。
そして、思考の大切さ、ちきりんの思考方法が述べられた本書を聴いてたまたま目の前にあった歯磨き粉 “デンター” について考えました。笑
大切なことは、すぐにググらないことという約束も守りました。(・∀・)👌
デンターと他の歯磨き粉の価格

なぜ “デンター” は歯磨き後の仕上がりが良いのに、安いのか?を考えてみました。
まず、デンターのチューブをじっと見てみると、“歯肉炎予防” とか “ホワイトニング” とかのうたい文句がないことに気づきました。
『あ、歯肉炎予防とかの成分が高価なのかな?もしくは “高価である” 設定なのかな』 と思いました。
(“ノンシリコン” のシャンプーみたいに高価な成分を排除したいがために、ノンシリコンが “髪に良い” ように刷り込んでくるようなパターンもあるので成分の価格の仮説はほどほどに…。)
次に、デンターには “つぶつぶ” が入っていることに気づきました。…
デンターの“つぶつぶ”

“つぶつぶ” が入っていない方が価格が高い??そして歯肉炎予防の歯磨き粉等にはつぶつぶが入っていないな…、と思いました。
ここから、“つぶつぶは、歯茎によくないのではないか” という仮説が建ちました。
デンターの長所である “磨き心地・仕上がりの良さ” は、つぶつぶがもたらすもので、それが安売りされている…。
メーカーはデンターへの投資金を回収したくて、広告による目立つ販促でなく(つぶつぶの悪評を表に出さないため)、店頭で目につく価格の安さを武器に売りさばきたいのではないか?と考えました。
[デンター_つぶつぶ] で検索すると…

驚きました、つぶつぶが歯茎に悪影響を及ぼすという意見がずらりとヒットしました。
そして、実際に歯の治療をしている際に歯周ポケットにつぶつぶがいっぱい溜っている様子の写真と、治療現場の声がたくさん見つかりました。(何かのタマゴのように歯茎に付着しているつぶつぶの様子はキモチ悪いものでした…。💦)
歯医者さんがつぶつぶに対して、推奨しない姿勢を取っているようです。
そうなってしまうと、科学的根拠の有無でなく、使用を踏みとどまる消費者がほとんどではないでしょうか…。
これからの“つぶつぶ”

また、アメリカではこのつぶつぶの正式名称 “マイクロビーズ” を含む製品を禁止にする動きもあるようです。
(http://itest.2ch.net//test/read.cgi/bizplus/1453942836/)
メンズ用の洗顔にも、“スクラブ” が入っているものがあります。
その洗浄力・洗い上がりは心地よいものでしたが、肌に悪いと聞いてから、私は使用をやめてしまいました。
現在は今の私のように、誰でもインターネットで調べれば情報に触れることができる世の中です。(もちろんガセネタも山ほどありますが…。)
このことから、日本でも近いうちにに “デンター” は姿を消してしまうのではないでしょうか?
こんなこと書いたら、つぶつぶ無しを私も推奨している風ですが、そんなことありません…。(´・ω・`)☝
つぶつぶ擁護

私が一つ言えることは、デンターの磨き心地は良い!ということです。
これは一度デンターを使ってみるとすぐに気づけるレベルです。
また、本当につぶつぶだけが歯茎の奥に溜まるのでしょうか?
私はそうは思いません。なぜなら、強力な水流で歯茎を洗うと、歯磨きの後でもけっこうカスが出てくるからです。(しかも目に見えるレベルの)
私は写真の “ドルツ” という歯間洗浄器具を愛用しています。
他にもよく似た製品があると思いますが、歯肉炎などを予防するにはかなり効果があると思いますし、単純に使用感が心地よいです。
これを使えば、つぶつぶが多少歯茎に入る位大丈夫かなと思います。
まとめ
・ ちきりんの書籍 “自分のアタマで考えよう!” を参考に、歯磨き粉 “デンター” について最初はググらずに自分で思考して仮説を立ててみた。
・ デンターの歯磨き心地良さをつくる “つぶつぶ”は、歯科医の現場で不評なことに加え、アメリカでは製造禁止の動きもあるとネット上にあった。
・ 今後、マイクロビーズを含むデンターは、市場から姿を消す可能性が高いと予想できる。(機械などへの投資回収後?)
感想
今改めて考えると、“研磨剤” とも言い換えられるつぶつぶが柔らかい歯茎にいい影響があるわけがないなと思う。笑(´・ω・`)💡
そして、素材用に撮った写真を見て気づいたことが、歯肉炎予防を謳う高価格帯の歯磨き粉 “デンター システマ” …ってこっちにも “デンター” ってついとるやないかい!!|д゚)❕
デンターと比較するために使おうと思ったのに…。こいつを仮に “システマ” と呼ぶとすると、デンターのことは “クリヤMAX” と呼ばなレベルが一致しない…。
などと、思考することを増やしてくれたこの記事を書くという機会に感謝です。(´・ω・`)♬
参考文献
・ 誰もが知っている歯磨き粉が歯茎を……
http://doclabo.jp/contents/722 ※グロ注意
・ …「マイクロビーズ」を排除する動きが世界で進む
http://itest.2ch.net//test/read.cgi/bizplus/1453942836/
・ 自分のアタマで考えよう! /ちきりん著
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名無し (水曜日, 04 11月 2020 13:36)
担当の歯医者さんがツブツブ入りだけはやめて下さいと言ってた
ドルツも歯間の清掃を目的としたものだし、歯周ポケット内のツブツブが完全に取り除けるかは疑問ですね。